白無垢と色内掛を着ようと決めていた私が、あるウェディング雑誌でウロドウルドのキモノドレスを見た瞬間、すぐにホームページに掲載されているドレスを隅々まで見渡し、彼に相談をすることも忘れ予約の電話をしていました。衝撃の出会いを果たしたあの瞬間は、半年経った今になっても思い出されます。とにかく『あのマーメイドドレスが着たい!』そう思ったんです。 |
|
日光金谷ホテルでの披露宴で、鶴が舞う赤いキモノドレスで登場した時のことを緊張や照れであまり覚えていないのですが、後で彼が『歓声がすごかったんだから〜!』と教えてくれました。 |
|
フラワーデザイナーの彼は、ブーケ・高砂花・卓上花を作ってくれました。ヘアオーナメント用にこの時期に貴重なダリアを用意してくれて、式場内全ての装飾をして、さらに、披露宴中に皆さんの前で二人の母親へ花束を作ってくれました。筆耕職の私は招待状・席札・ウェルカムボードを心を込めて書きました。 |
|
また、鏡開きは木槌ではなく、野球が好きな彼の意向でバットで行いました。趣味でバンドのボーカルをしている彼はBGMの選曲にもこだわりました。 |
|
結婚式の2ヵ月後に行ったライブパーティーでは、母の帯をリメイクして頂いた世界に一着しかないキモノドレスを着ることが出来ました。そのドレスの反響もまた皆さんに『素晴らしい!』とお褒めの言葉を頂きました。さらに、世界で一組しかない手作りの鶴の髪飾りも大絶賛でした。彼のバンド演奏と、私こだわりのキモノドレスを着たことで、私達らしさを表現することができたと思っています。 |
|
結婚式・パーティーに来て下さった方々に感謝の気持ちをお伝えすることが出来たこと、また自分達らしさを表現できたのは、若槻先生、そして3人のスタッフの方々のお陰だったと思います。細やかな気遣い・心配りに感謝の気持ちでいっぱいです。心を込めるということ、そして伝えるということをみなさんに教えて頂きました。他の何かには代え難いものをたくさん頂きました。 |