若槻先生 スタッフの皆様
ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
5月30日、無事に挙式、披露宴を終えました事を報告させて頂きます。 もっと早くにお手紙をお送りするはずだったのですが、遅くなってしまい申し訳ありません。
その節は皆様に大変お世話になりました。色々試したいと何着も試着する私にも親身になってご協力頂き感謝しております。先生はじめ、スタッフの皆様のおかげで、当日は私たちだけでなく、ゲストの方々にもご満足頂ける素晴らしい一日となりました。ありがとうございました。

@着物ドレスの選択理由
最初から“型にはまった式”にはしたくない、というのが2人の希望でした。元々、私はカラードレスにも興味がなく、お色直しはせずに白ドレス一着で通すつもりでしたがある日、某音楽番組での司会者が着物ドレスをまとっているのを見て、一瞬にして虜になりました。
このようなドレスを見たのは初めてでしたので、とにかく調べようとインターネットで検索してみたところ (確か“司会者名”“番組名”“ドレス”とキーワードを入力したと思います)先生のお名前がヒットしたのです。サイトで拝見して“着物ドレス”という名前を知っただけではなく、数々の著名な方々がパーティなどで着用されておりもっと驚いたのは結婚式用にレンタルされているということでした。
このドレスだったら、一生に一度の晴れ舞台で着てみたい、と思わざるをえなかったのです。早速ご連絡し、先生のアトリエをお訪ねする運びとなりました。その後は何着も試着を重ねましたが、最終的には一番初めに試着させて頂いた“早春の梅柄”に決めました。先生のドレスは、どれも個性的かつ斬新で、着るたびにテンションが上がります。一風変わった物をお好みの方は、きっとお気に召される事と思います。


Aゲストの反響
ドアが開いた瞬間の、予想以上の歓声と次々にたかれるフラッシュの数に、ゲストを驚かせるはずの私達が逆に驚かされました。最初から気に入っていた色柄、さらに先生のお墨付きの甲斐あって、親族や友人からも“私らしい”“似合っている”とお褒めの言葉を頂くことができました。
その後も、参列して下さった方々にお会いすると、着物ドレスについて尋ねられる事が多く、また欠席された方に写真を見せても必ずこの着物ドレスの話題で盛り上がります。
なお、準備段階でも、式場や装花、美容の各担当の方々に事前にドレスの写真をお見せする機会があったのですが皆さん興味深く思われたようで、口をそろえて素敵だとおっしゃって下さいました。

Bこだわりのグッズ
・式全体のイメージ作りはシンプルに、所々に和を取り入れました。着物ドレスはもちろん、料理は年齢層を問わず食べ易いジャパニーズフレンチ、装花も庭園を思わせる様、緑を中心に飾って頂きました。
・ブーケ、ブートニア
数年、フラワーアレンジメントを習っているので、ブーケと新郎・両家父用のブートニアを、ブリザードフラワーで作りました。仕事で忙しい中、急いで作ったものなので完璧とまではいきませんが、一生思い出に残る物になりました。使用した花は、白バラを中心に(着物ドレスの色を考慮してピンクも数本)、デンファレ、アジサイ(初夏の花)で、所々に白とピンクのパールをあしらいました。
・ヘアード
着物ドレス着用時は、先生にお勧め頂いた様に、白の大きなシャクヤクをフローリストに用意してもらい、かんざしと共に飾りました。着物ドレスもさることながら、ゴールドのかんざしもお褒めの言葉を頂きました。チャペル式の際には白ドレスにティアラを付けたのですが、披露宴では髪型だけでなくヘアードも変えたいと思っていました。ところが気に入る物が見つからず、悩んでいた所、先生のアトリエで試着した時に何度か付けて頂いたコームを思い出しました。ボンネやカチューシャとは違う、初めて見る形で、ストーンがあしらわれた美しい物でしたので、先生にお伺いしてみると、快く貸して下さったのです。髪型ともうまくマッチし、本当にお借りできてよかったです。ありがとうございました。

長くなりましたが、先生のドレスを着て一日を過ごせた事、そして何よりも先生はじめスタッフの皆様にお会いできました事を本当に幸せに思います。
“型にはまらない”オリジナル式にするため、進行等々の準備は大変ではありましたが、着物ドレスが私達の目指すスタイルに一役買ってくれた事は間違いありません。これからも、素晴らしいドレスで多くの方々を幸せにして下さい。私もいつかまた先生のドレスを着る機会に恵まれないかな…と密かに思っています。
ありがとうございました。