紅葉に包まれての庭園人前式・・・ 白無垢ドレスはふんわりと輝いて素晴らしく綺麗でした。

二人の衣裳のバランスを大切にしたかったので、せつ子さんには、新郎の衣裳につい ても相談にのっていただきました。 式での新郎の衣裳を、紋付袴か、それともタキシードにしようかを迷っている旨を メールで伝えた時のこと。せつ子さんからは、 「お家の紋付袴だなんて、素晴らしいじゃないですか。絶対それを着るべきです!! ご先祖さまも喜ばれますよ!」 というメールが返ってきました。 その言葉をいただき、やっぱり一番着たいもの、着て欲しいもの、その気持ちをそれ ぞれが大切にすることが、二人だけのバランスを作るんだな、という事が分かりまし た。

そして庭園内ゲストハウスでの披露宴、お色直しでは夫は羽織りを着替え、 私は萌黄色のマーメイドドレスで入場しました。 会場からは 「うわぁ〜!」 っと揺れるような歓声が上がりました。 自分でも、萌黄のマーメイドを着た時、これにする!と、すぐに心を決めた位なの で、 そのドレスを着て、夫と一緒に皆様の前に立てたことは、心からの喜びでした。 友人や親戚からは、ドレス姿への感動の声をたくさんもらいました。

二つのブーケは夫のお母さんからの贈物で、ドレスとぴったりの、繊細ですごく可愛 いブーケでした。会場装花、髪飾りも合わせてお花で作ってくださり、ウェルカム ボード、リースは先輩、友人からのプレゼント。リングピローは姉が作家さんに注文 して作ってもらってくれました。 全部書くと書ききれないほどの
“手作り”な結婚式、心から皆様に感謝しています。

 

広島から東京まで打ち合わせに行く日は、何故か毎回台風が付いてきて、初めてウロ ドウルドに伺った日の帰路は一晩列車泊でした。二回目の時にはまた東京に台風が最 接近・・・ 結婚式当日はこの上無い秋晴れでした。 せつ子さんに、結婚式も台風かな、なんて言われて焦ったのも楽しい思い出です。
式の日からどんどん月日は経ちますが、いつになっても忘れることのない素敵な一日 でした。
せつ子さん、本当にありがとうございました。